二世の契り・・・

賀茂保憲様と安倍晴明様のご両名が登場する作品は数多くありますが、今回はタイトルでも記載しました「二世の契り」というセリフを取り扱われている作品　永久保貴一先生が描かれた「カルラ舞う！　外伝　安倍晴明編」についてです。

本編に登場するキャラクターの皆さんが、オリジナルキャラクターや保憲様や晴明様のような実在人物となって登場する作品で、本当に惹きこまれる作品です。

翔子さんと舞子さんはじめ、本編の性格と異なる印象がありますがそれはそれでとても魅力的です！

保憲、晴明のコンビに注目しても、ある意味兄弟のように仲がいい師弟と申しますか、保憲様の晴明様に対する仕草やセリフに腐女子的に敏感に反応してしまいそうになる言葉の数々があったり・・・（個人的な意見です）でそういった角度からも

見どころ満載です。。。。（くどいですが、あくまで個人的見解です）

で、本タイトルの「二世の契り」ですが、これは不勉強な私が現代の受け取り方をストレートにしてしまったので

「！！？？？」なシーンがありましたので。。。

このお話に登場する実在人物で、空也上人と藤原師氏というお二人のシーンでこの言葉が出てきます。（保憲様と晴明様のシーン内ではありません、誤解を招く前出の前フリでごめんなさい）

現代では「二世の契り」とは夫婦間の事を指す言葉として理解していたのですが、それをなぜ空也上人様と藤原師氏様が話すのかがよく理解できませんでした。さすがに調べもせずいきなり腐女子解釈はまずいだろうと思いまして。

調べると、藤原師氏様は空也上人様の壇越（だんおつ）の関係でこの結びつきの強さの事を指している、大変尊いシーンであることを学びました。。。（一瞬でも腐女子的思考に走って申し訳ありませんでした。）

本編も惹きこまれますが、こちらの作品も何度拝読しても時間が経つのを忘れしまうほど魅力的な作品です！